利益 Valuation

清掃業・ハウスクリーニングの売却相場|利益の何倍で売れるか

清掃業・ハウスクリーニング事業を売却するときの価格の目安を、実際に売買が成立した価格の統計を基準にした利益の倍率で示します。法人との定期契約の比率と継続率が、価格の中核になります。

清掃・ハウスクリーニングの店内のイメージ
※ イラストはイメージです

結論

清掃・ハウスクリーニングの利益の倍率は 2〜2.7倍

利益 500万円・設備100万円・在庫20万円の事業の例
利益 500万円
事業価値(利益 × 2〜2.7倍)
1,000万円 〜 1,350万円
+ 設備・在庫(中古評価)
120万円
= 譲渡価格の目安
1,120万円 〜 1,470万円

出典: 実際に売買が成立した価格の統計(IBBA=国際ビジネスブローカー協会・実取引中央値・2026年8月更新)と、当社のM&A実務での適用実績。あくまで参考値であり、最終的な価格は売り手と市場が決めます。

利益とは

ここでいう利益は、この事業がオーナーにもたらすお金の総額です。 決算書の「利益」に、買い手には不要な費用——役員報酬・減価償却費・支払利息・一時費用・オーナー個人経費——を足し戻して計算し直します。申告上は赤字でも、利益で見ると黒字になる事業は珍しくありません。

価値を高める要素

  • 法人定期契約(オフィス・医療施設など)の継続率とストック性
  • スタッフの採用・教育の仕組み化(属人化していない品質管理)
  • 家賃負担が軽く、身軽に移転・拡大できる事業構造

注意点・下振れリスク

  • 人件費が費用の大半を占める労務集約型で、採用難の影響が大きい
  • 特定の取引先への売上集中
  • 単発スポット比率が高いと収益の予測可能性が下がる

よくある質問

Q. 清掃業の利益の倍率はどのくらいですか?

A. 実際に売買が成立した統計(米国・実取引中央値)では、小規模で利益×1.97倍、規模が上がると2.70倍です。目安は2.0〜2.7倍で、法人定期契約の比率が高いほど上限に近づきます。

Q. 従業員やパートさんごと引き継いでもらえますか?

A. 可能です。事業譲渡の場合は本人の同意を得て転籍する形になります。定期契約と担当スタッフをセットで承継することが、引き継ぎ後の売上維持と顧客満足の鍵になります。

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