利益 Valuation

美容室・サロンの売却相場|利益の何倍で売れるか

美容室・エステサロンを売却するときの価格の目安を、実際に売買が成立した価格の統計を基準にした利益の倍率で示します。スタッフの定着と顧客カルテが中核資産です。

美容室・サロンの店内のイメージ
※ イラストはイメージです

結論

美容室・サロンの利益の倍率は 1.6〜2.3倍

利益 600万円・設備150万円・在庫20万円の店舗の例
利益 600万円
事業価値(利益 × 1.6〜2.3倍)
960万円 〜 1,380万円
+ 設備・在庫(中古評価)
170万円
= 譲渡価格の目安
1,130万円 〜 1,550万円

出典: 実際に売買が成立した価格の統計(IBBA=国際ビジネスブローカー協会・実取引中央値・2026年8月更新)と、当社のM&A実務での適用実績。あくまで参考値であり、最終的な価格は売り手と市場が決めます。

利益とは

ここでいう利益は、この事業がオーナーにもたらすお金の総額です。 決算書の「利益」に、買い手には不要な費用——役員報酬・減価償却費・支払利息・一時費用・オーナー個人経費——を足し戻して計算し直します。申告上は赤字でも、利益で見ると黒字になる事業は珍しくありません。

価値を高める要素

  • スタッフの定着率と技術力(引継ぎ後の顧客維持)
  • 顧客カルテ・予約基盤(LINE・予約アプリの会員数)
  • 商業施設内・駅近など好立地

注意点・下振れリスク

  • オーナー美容師の指名客が離れる懸念
  • スタッフの独立・引き抜きリスク
  • 設備・内装の更新コスト

よくある質問

Q. 美容室の価値はスタッフ次第と聞きますが本当ですか?

A. はい。オーナー個人の指名客に依存していると倍率は下がり、スタッフが定着して顧客がお店についていれば倍率は上がります。顧客カルテと予約基盤の承継が価格に直結します。

Q. 美容室の利益の倍率はどのくらいですか?

A. 実際に売買が成立した統計(米国・実取引中央値)では、小規模で利益×1.59倍、規模が上がると2.30倍です。目安は1.6〜2.3倍で、スタッフの定着と顧客基盤の承継性で上下します。

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