SDE Valuation

レストラン・飲食店の売却相場|SDE倍率で計算する事業価値

レストラン・居酒屋など飲食店を売却するときの価格の目安を、実際に売買が成立した価格の統計を基準にしたSDE倍率で示します。飲食業は撤退リスクが高く見られやすいため、倍率の考え方を正しく理解することが大切です。

結論

レストラン・飲食店のSDE倍率は 1.53

SDE 800万円・設備300万円・在庫50万円の店舗の例SDE 800万円
事業価値(SDE × 1.53倍)1,200万円2,400万円
+ 設備・在庫(中古評価)350万円
= 譲渡価格の目安1,550万円2,750万円

出典: 実際に売買が成立した価格の統計(IBBA=国際ビジネスブローカー協会・実取引中央値・2026年8月更新)と、当社のM&A実務での適用実績。あくまで参考値であり、最終的な価格は売り手と市場が決めます。

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SDE(売主の裁量利益)とは

SDE(Seller's Discretionary Earnings)は、この事業がオーナーにもたらす経済的利益の総額です。 決算書の「利益」に、買い手には不要な費用——役員報酬・減価償却費・支払利息・一時費用・オーナー個人経費——を戻して(add-back)再計算します。申告上は赤字でも、SDEで見ると黒字になる事業は珍しくありません。

価値を高める要素

  • 業態・ブランドの認知度と口コミ評価
  • 仕入ルート・レシピ・厨房ノウハウの承継可能性
  • 従業員(特に調理人)の定着と引継ぎのしやすさ

注意点・下振れリスク

  • オーナーシェフ依存で、抜けると味や集客が落ちる懸念
  • 原価率・人件費の上昇による利益圧迫
  • 賃貸契約・設備更新の負担

よくある質問

Q. 飲食店の倍率が低めなのはなぜですか?

A. 飲食業は他業種より撤退・廃業のリスクが高いと見られるため、SDE倍率は1.5〜3.0倍が目安で、中心は2.2〜3.0倍です。売上規模が小さいほど低め、ブランド力や複数店舗展開力があると上振れします。

Q. 居抜きで売るのと事業譲渡で売るのは違いますか?

A. 居抜きは設備・内装だけの譲渡ですが、事業譲渡は屋号・のれん・顧客・従業員・仕入契約まで含むため、SDE(収益力)が価格に反映され、一般に高く売れます。

都道府県別のレストラン・飲食店の売却相場

お住まいの地域を選ぶと、その地域の事業環境を踏まえた相場と、買い手の探し方をご覧いただけます。

他の業種の売却相場

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