利益 Valuation
レストラン・居酒屋など飲食店を売却するときの価格の目安を、実際に売買が成立した価格の統計を基準にした利益の倍率で示します。飲食業は撤退リスクが高く見られやすいため、倍率の考え方を正しく理解することが大切です。

結論
レストラン・飲食店の利益の倍率は 1.5〜3倍
出典: 実際に売買が成立した価格の統計(IBBA=国際ビジネスブローカー協会・実取引中央値・2026年8月更新)と、当社のM&A実務での適用実績。あくまで参考値であり、最終的な価格は売り手と市場が決めます。
ここでいう利益は、この事業がオーナーにもたらすお金の総額です。 決算書の「利益」に、買い手には不要な費用——役員報酬・減価償却費・支払利息・一時費用・オーナー個人経費——を足し戻して計算し直します。申告上は赤字でも、利益で見ると黒字になる事業は珍しくありません。
Q. 飲食店の倍率が低めなのはなぜですか?
A. 飲食業は他業種より撤退・廃業のリスクが高いと見られるため、利益の倍率は1.5〜3.0倍が目安で、中心は2.2〜3.0倍です。売上規模が小さいほど低め、ブランド力や複数店舗展開力があると上振れします。
Q. 居抜きで売るのと事業譲渡で売るのは違いますか?
A. 居抜きは設備・内装だけの譲渡ですが、事業譲渡は屋号・のれん・顧客・従業員・仕入契約まで含むため、利益が価格に反映され、一般に高く売れます。
お住まいの地域を選ぶと、その地域の事業環境を踏まえた相場と、買い手の探し方をご覧いただけます。