SDE Valuation
製造業・町工場を売却するときの価格の目安を、実際に売買が成立した価格の統計を基準にしたSDE倍率で示します。発注元の集中度と設備の状態が論点です。
結論
製造・加工のSDE倍率は 3〜4倍
| SDE 1,200万円・設備800万円・在庫300万円の工場の例 | SDE 1,200万円 |
| 事業価値(SDE × 3〜4倍) | 3,600万円 〜 4,800万円 |
| + 設備・在庫(中古評価) | 1,100万円 |
| = 譲渡価格の目安 | 4,700万円 〜 5,900万円 |
出典: 実際に売買が成立した価格の統計(IBBA=国際ビジネスブローカー協会・実取引中央値・2026年8月更新)と、当社のM&A実務での適用実績。あくまで参考値であり、最終的な価格は売り手と市場が決めます。
SDE(Seller's Discretionary Earnings)は、この事業がオーナーにもたらす経済的利益の総額です。 決算書の「利益」に、買い手には不要な費用——役員報酬・減価償却費・支払利息・一時費用・オーナー個人経費——を戻して(add-back)再計算します。申告上は赤字でも、SDEで見ると黒字になる事業は珍しくありません。
Q. 町工場でも売却できますか?
A. できます。特定の加工技術や安定した取引先を持つ町工場は、同業他社にとって設備・人材・受注をまとめて獲得できる魅力があります。発注元の分散度と技術者の定着が評価点です。
お住まいの地域を選ぶと、その地域の事業環境を踏まえた相場と、買い手の探し方をご覧いただけます。