SDE Valuation
焼肉店を売却するときの価格の目安を、実際に売買が成立した価格の統計を基準にしたSDE倍率で示します。設備投資が大きい業態のため、厨房・排煙設備の承継価値が価格に効きます。
結論
焼肉店のSDE倍率は 2〜3倍
| SDE 1,000万円・設備500万円・在庫80万円の店舗の例 | SDE 1,000万円 |
| 事業価値(SDE × 2〜3倍) | 2,000万円 〜 3,000万円 |
| + 設備・在庫(中古評価) | 580万円 |
| = 譲渡価格の目安 | 2,580万円 〜 3,580万円 |
出典: Transworld提携アドバイザーの実務ガイダンス(日本市場での適用レンジ)。参考として、米国の小規模飲食の実取引中央値は1.6〜1.8倍です。あくまで参考値であり、最終的な価格は売り手と市場が決めます。
SDE(Seller's Discretionary Earnings)は、この事業がオーナーにもたらす経済的利益の総額です。 決算書の「利益」に、買い手には不要な費用——役員報酬・減価償却費・支払利息・一時費用・オーナー個人経費——を戻して(add-back)再計算します。申告上は赤字でも、SDEで見ると黒字になる事業は珍しくありません。
Q. 焼肉店は設備が高いですが、価格に反映されますか?
A. はい。排煙設備・ロースター・冷蔵設備などを中古評価で事業価値に加算します。ゼロから同等の店を立ち上げる初期投資を買い手が節約できる、という理屈です。
お住まいの地域を選ぶと、その地域の事業環境を踏まえた相場と、買い手の探し方をご覧いただけます。