SDE Valuation

カフェ・喫茶店の売却相場|SDE倍率で計算する事業価値

カフェ・喫茶店を売却するときの価格の目安を、実際に売買が成立した価格の統計(IBBA=国際ビジネスブローカー協会)を基準にしたSDE倍率で示します。決算の数字から、いくらで売れるかの現実的なレンジを計算できます。

結論

カフェ・喫茶店のSDE倍率は 22.6

SDE 500万円・設備200万円・在庫30万円の店舗の例SDE 500万円
事業価値(SDE × 22.6倍)1,000万円1,300万円
+ 設備・在庫(中古評価)230万円
= 譲渡価格の目安1,230万円1,530万円

出典: 実際に売買が成立した価格の統計(IBBA=国際ビジネスブローカー協会・実取引中央値・2026年8月更新)と、当社のM&A実務での適用実績。あくまで参考値であり、最終的な価格は売り手と市場が決めます。

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SDE(売主の裁量利益)とは

SDE(Seller's Discretionary Earnings)は、この事業がオーナーにもたらす経済的利益の総額です。 決算書の「利益」に、買い手には不要な費用——役員報酬・減価償却費・支払利息・一時費用・オーナー個人経費——を戻して(add-back)再計算します。申告上は赤字でも、SDEで見ると黒字になる事業は珍しくありません。

価値を高める要素

  • 自家焙煎・独自メニューなど大手チェーンに真似できない差別化
  • 常連客・リピーター比率の高さ(引継ぎ後の売上継続性)
  • 駅近・商業施設内など自力集客に頼らない立地

注意点・下振れリスク

  • 味・接客がオーナー個人のキャラクターに依存している
  • 賃貸借契約の残存期間が短い/家主の譲渡承認が難しい
  • 厨房設備の減価が進み、買い手に追加投資が必要

よくある質問

Q. 赤字のカフェでも売れますか?

A. 申告上は赤字でも、役員報酬・減価償却・オーナー個人経費を戻して再計算(リキャスト)するとSDEが黒字になるケースは多くあります。「赤字だから売れない」と諦める前に、SDEで判断してください。

Q. 設備や在庫は売却価格に含まれますか?

A. 事業価値(SDE×倍率)に、設備FF&Eと在庫を中古評価で加算します。ゼロから同じ店を立ち上げる費用が含まれる、という考え方です。リース物件と車両は原則対象外です。

都道府県別のカフェ・喫茶店の売却相場

お住まいの地域を選ぶと、その地域の事業環境を踏まえた相場と、買い手の探し方をご覧いただけます。

他の業種の売却相場

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